特集・樹木の健康診断 樹木診断機器「γ線樹木腐朽診断機」

写真:樹木診断機器「γ線樹木腐朽診断機」

ガンマ線を活用し、幹を傷めずに樹木の腐朽状況を測定する次世代の診断機器です。放射線が物質を透過する時、吸収によって放射線量が減少するという、放射線量が物質の厚さ及び密度によって変化することを利用して測定します。右写真のように樹幹を挟んで線源と検出器を水平に移動させながら、刻々の透過線量をパソコンに取り込み、内部腐朽状況を推測します。
国土交通省 国土技術政策総合研究所が開発した「樹木腐朽の非破壊検査装置」(特許第2997764号)です。

測定と出力表示

測定は、専用ソフトウェアで簡単に操作できます。測定して表示された透過線量(棒グラフ)と木材が健全であると仮定した場合の透過線量(線グラフ)を見ながら、異常境界をキーボードで指定するだけで腐朽割合を算出することができます。表示されたデータは、パソコンに保存も可能。またプリンターを使用して、印刷もできます。下の写真は、ガンマ線樹木腐朽診断機器を利用したシダレヤナギの測定事例です。

ガンマ線樹木腐朽診断機器による測定結果

腐朽していたシダレヤナギ

特長

ガンマ線樹木腐朽診断器は、樹木の腐朽を容易に測定及び判定することを目的とした簡易診断器で、誰にでも簡易に取扱ができるように3.7MBq(法規制外)の微量放射線源を使用しています。プログラムは対話方式になっており、現場で腐朽状況をディスプレー上に表示します。詳細については、お問い合わせ下さい。

  • 2電源方式、小型・軽量で、ポータブルタイプです。
  • 放射線源は微量放射性同位元素(法規制外)で、誰でもどこでも使用できます。
  • 駆動治具のセットは、ベルトにワンタッチで取り付けできます。
  • プログラムは対話方式で、Windows環境で作動します。
  • パソコンはWindows98以上搭載機種に対応します。

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