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根系誘導耐圧基盤「パワーミックス工法」
街のシンボルとなる緑陰道路を生み出したい 
無電柱化の対策を施したい
交通バリアフリー対策として歩道の有効幅員を広く確保したい
樹木が根上がりしてしまった歩道を直したい

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 豊かな都市景観を演出する「街路樹」やビル・建物外構の「樹木」。しかし建築や土木分野と隣接する樹木は土木的に転圧を受け、根の伸長できる空間も狭く、生育不良や歩道の「根上がり」による歩行者への通行障害を引き起こすケースも少なくありません。平成12年に交通バリアフリー法が施行され、歩道の有効幅員を2m以上確保するようになったことから、植樹帯はますます狭小になっています。また無電柱化の推進によって大型地中埋設物が歩道下に敷設されるため、根の伸長範囲が制限されるなど、見えない生育空間の状況は年々厳しくなっています。

 「都市のインフラを安全に確保するための地盤としての固さ」と「健全で豊かに樹木が生育するための柔らかな土壌環境」という、異なる2つのニーズを同時に満たすために開発されたのが根系誘導耐圧基盤「パワーミックス工法」です。

●官公庁との共同研究

平成18年度より福井県雪対策・建設技術研究所と(株)竹長と共同で、街路樹の根上がり再発防止対策研究を実施しました。

【報告書】

『福井市内における街路樹の根上がり再発防止工事の概要』

報告書のPDFはこちら

福井県雪対策・建設技術研究所のホームページはこちら

 「パワーミックス工法」は、大粒径の粗骨材をかみ合わせて上部からの転圧に耐える骨組みを形成することによる「固さ」と、骨材の隙間に存在する生育助材によって、根が自由に伸長できる根域空間「柔らかさ」を確保します。歩道や駐車場の利用に耐えうる路床強度を保ちながら、樹木の成長に必要な栄養分と土壌空間を十分確保できるところが大きな特徴です。平成18年12月26日には、東京都建設局土木技術センターの「新技術登録」の認定も取得しています。
 現在、全国的な無電柱化の推進施策から大型地中埋設物が歩道下に敷設され、根の伸長範囲が制限を受けるようになっています。また交通バリアフリー法により歩道の有効幅員を2m以上確保することに なったことで、植栽桝はますます狭小なものになっており、土木と緑化の狭間に狭い空間でも街路樹が健全に生育できるための技術開発が求められています。
【従来工法】
街路樹の根系伸長
域を確保しようとすると、有効幅員が減少してしまいます。
【パワーミックス工法】
植栽桝を小さくできるため、有効幅員を広く確保できます。
 「できるだけ多くの駐車スペースを確保したいが、豊かな緑陰の確保も必要不可欠」といったニーズに対してもパワーミックス工法は有効です。駐車スペース下部の路床にパワーミックス工法を施工することで、根は他方向に多数伸長し、健全に生育できる環境を確保できます。

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